2018/12/01

セクション2.排泄・水分補給

 

排便・排尿は、内臓のはたらき具合・代謝のバロメーター。
“代謝=古いものを新しいものと入れ替える力” を高くキープするには、血流をUPさせたり、内臓機能を上げることが一番のコツです。

 
また、人間の体の約7割は水分なので、体内の水分を常に入れ替えて 綺麗な状態を保っておくことも、とても重要。
健康・美の “基本のキ”となる水分補給と合わせて、しっかり意識していきましょう。
 
 

 
 

このセクションの目的

 

排便・排尿は、内臓の働き具合・代謝のバロメーター。
良い便を出すためには、(腸内環境を整える以外に)水分・適度な脂質の補給は必須ですし
老廃物を出しやすくするためにも、適温の水をこまめに補給することは 基本中の基本です。

そして、老廃物排出のための水分補給は、喉が渇いてからではなく、体から水分が出る前後が効果的。
睡眠中に汗や呼気などで水分が出てしまいますので、起床時や就寝前はもちろん
通勤などで体を動かす前後・入浴前後、トイレの後などを補給のタイミングとしてクセ付けましょう。

逆に、食事の際の水分補給は、胃液が薄まり消化に負担がかかりますので、お口直し程度に。

また、緑茶・ウーロン茶など、カフェインの多いお茶やアルコールは、利尿作用で体の水分を逆に奪ってしまうので
水・麦茶・コーン茶など、カフェインやアルコールを含まないものを飲んだ時のみ、水分補給とカウントしてください。

また、人間の体が一度に吸収できる水分量は250ml程度で、それ以上を一気に飲むのは逆効果になることも。
冷たい状態で飲むのも、内臓を冷やしてしまい逆効果。むくみや冷えなどの原因になります。

 

「1日2L!」等というざっくりとした基準だけでは不十分。
“適温の水をこまめに” 補給して、はじめて効果が得られます。

“適温の水をこまめに” 補給すれば、むしろ2L未満でも効果が出ることも。
あくまでも、「何をするか?」より「どうするか?」が大切ですよ。

 

さらに詳しい解説

 

水分補給に関しては、著書の中でも触れておりますので、以下に該当部分のスクリーンショットを掲載します。
(書籍をお手元にお持ち頂いている方は、p59-63をご覧ください)
体の中で何が起こっているかをイメージをできるようになることで行動が苦痛にならなくなりますので、ぜひご参照ください。